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[ヨハネスブルク 28日 ロイター] - 中国自動車メーカー各社は、南アフリカ最大規模の自動車ショー「ウェスバンク・フェスティバル・オブ・モータリング」で、電気自動車(EV)、ハイブリッド車、ピックアップトラックの各モデルを相次いで披露した。拡大を続ける電動車両需要の取り込みを図るとともに、競争の激しい同国のピックアップトラック市場で既存の競合勢に挑戦する。

長安汽車と提携先であるジャミール・モータース・サウスアフリカは小型ガソリンエンジンで走行中にバッテリーを充電する航続距離延長型EV「ディーパルS05」と、ハイブリッドSUV(スポーツタイプ多目的車)「長安ユニーS」を発表した。

一方、東風汽車の販売代理店であるEオート・モーターは、航続距離延長型クロスオーバー「フォーシング・フライデー」、純電気自動車(BEV)「フライデー」、中国ブランド「カイイ(凱翼)」を紹介した。

北京汽車集団(BAIC)も、高級新エネルギー車「ARCFOX(アークフォックス)」を発表し、10月に販売予定の小型電動SUV「T1」を皮切りに展開する。

各社は毎年恒例の同ショーを活用し、価格に敏感な層と富裕層の両方を引き付けるEVを披露した形だ。

LDVと江鈴汽車は、従来型燃料モデルでピックアップトラックの製品群を拡充。吉利汽車と奇瑞汽車もトヨタ自動車、米フォード・モーター、いすゞ自動車が長年優位を占めているピックアップトラック市場に参入し、吉利はBEVピックアップトラック「リダラ」を投入する。

これらの新車発表は、競争力のある価格設定とモデル群の拡充により急速にシェアを伸ばしている中国メーカーの南アにおける影響力の増大を浮き彫りにしている。

南アにおけるEVの販売シェアは依然として小さいものの、中国ブランドがより手頃な価格のEVを市場に大量投入したことで、近年その普及が加速している。

南ア金融大手ファーストランド・バンク傘下の自動車融資部門、ウェスバンクのロバート・グウェレングウェ最高経営責任者(CEO)は27日記者団に「先月、当社が融資を行った新車のうち、約40%が中国車だった。0.01%だった2016年と比べれば非常に大きな伸びだ」と語った。

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