[ジュネーブ 28日 ロイター] - ネパールと中国の国境付近で26日に起きた大規模な土石流と洪水について、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は28日、9万3000人以上が直接的な被害を受け、緊急人道支援を必要としているとみられると表明した。

ネパールのIFRC代表団団長、デビッド・フィッシャー氏は会見で「少なくとも9万3000人が被災し、極めて深刻な支援を必要としているとみている」と述べた。「二次的な洪水についても非常に懸念している」とした。

フィッシャー氏によると、土石流でできたせき止め湖が氾濫したため、IFRCの救援物資を積んだトラックが通行不能となり、救助活動が一時中断したという。

国連防災機関(UNDRR)のトップである、キショー国連事務総長特別代表(防災担当)は、今後「連鎖的に発生しうる災害」を警告し、「この災害はまだ完全に終息したわけでなく、依然進行中だ」と述べた。

世界保健機関(WHO)のヤサレヴィッチ報道官は、同じ記者会見で、地滑りにより医療施設6カ所が被害を受け、医療従事者8人が行方不明になっていると述べた。

「この規模の災害の後、避難民の発生、過密状態、そして水・衛生・医療サービスの混乱により、下痢や呼吸器疾患などの感染症のリスクが高まる可能性がある」と指摘した。

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