Noriyuki Hirata

[東京 28日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 159.52/159.53 1.1643/1.1645 185.75/185.76

午前9時現在 159.31/159.32 1.1650/1.1657 185.66/185.67

NY午後5時 159.39/159.41 1.1651/1.1653 185.72/185.74

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤よりややドル高/円安の159円半ばだった。米国で開催される年次シンポジウム「ジャクソンホール会議」での米連邦準備理事会(FRB)のウォーシュ議長による講演を前に手掛けにくさが意識される中、アジア時間の米金利がやや上昇したことが支えになった。

注目されるウォーシュ議長の講演開始は日本時間の午後11時となる。ウォーシュ氏として初のジャクソンホール会議でもあり、どのように臨むのか、市場の関心は高い。ドル/円は米長期金利がやや強含む中、一時159.55円に上昇する場面があり、ウォーシュ氏の講演に向けてタカ派寄りの織り込みが入っているとの観測も聞かれた。

ジャクソンホール会議の主要テーマの一つは「財政支配(フィスカル・ドミナンス)」とされ、市場では「学術的、中長期的な話が中心となり、金融政策の次の一手にかかるようなヒントは期待薄ではないか」(みずほ銀行の唐鎌大輔チーフマーケット・エコノミスト)との声があった。イベント後は「(4日発表予定の)米雇用統計を待つ動きになるのではないか」(唐鎌氏)という。

ウォーシュ氏は、7月の連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、一歩引いた視点に立つ考えを示唆。「可能であれば、大きな問いも提起したい。会合や記者会見が頻繁に開かれる中で、近視眼的な議論に陥りがちだ」と述べた経緯があった。

講演と同時刻には、米雇用統計のベンチマーク(基準)改定が公表される予定でもある。ただ、ウォーシュ氏の発言機会への関心が高いことから相対的に注目度は低下しており「よほど大きな修正でもなければあまり材料視されないのではないか」(邦銀ディーラー)との見方があった。

週明け31日、9月1日には20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が予定され、円安けん制発言などがないか警戒する声もある。日本からは片山さつき財務​相、日銀の植田和男総裁の出席が見込まれる。

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