Hiroko Hamada

[東京 28日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は小幅に反発し、前営業日比0.83%(550円90銭)高の6万6682円88銭となった。一部のAI(人工知能)・半導体株や主力銘柄がしっかりとなり、相場を支えた。一方、今晩のジャクソンホール会議でのウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長の発言内容を見極めたいとする向きもあり、勢いを伴って上昇する展開にはならなかった。

・日経平均は前営業日比0.04%安でスタートした後、すぐにプラス転換し、前場終盤に6万6816円45銭まで上昇。

・一部半導体株はしっかり。前日に売られていた銘柄に見直し買いが入った一方、上昇していた銘柄には利益確定売りが出た。

・前日に続きソフトウェア関連が上昇。AI関連銘柄が堅調な中で売られていた銘柄群に見直し買いの動き。

・TOPIXは0.85%高の4152.38ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は3兆3898億1400万円。

・東証33業種では、その他製品、サービス、電気機器など20業種が値上がり。ゴム製品、建設、電気・ガスなど13業種は値下がりした。

・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが832銘柄(53%)、値下がりは655銘柄(42%)、変わらずは66銘柄(4%)。

<東海東京インテリジェンス・ラボ シニアアナリスト 澤田遼太郎氏>

「前日の米市場でエヌビディア株は大幅高となり、昨日の東京市場で売られていた半導体株の支えとなったようだ」

「目先の日経平均の基調としては横ばいを想定。25日移動平均線が横向きで、1―2週間は方向感を探るような展開か」

「今晩のウォーシュ議長の講演では、インフレや足元の長期金利に対する見方が焦点か。仮にタカ派トーンが強まれば、週明けの日本株の重しになる可能性」

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