Saurabh Sharma Gopal Sharma
[ヌワコット(ネパール) 28日 ロイター] - 土石流被害を受けたネパールの町々では28日、救助隊が重機を使って泥やがれきを取り除く作業を進めた。生存者発見への希望が薄れる中、当局は新たな洪水のリスクを警告している。
同日早朝時点で、ネパール国内で確認された死者数は389人に達し、同国および隣接する中国・チベット自治区ではさらに約1000人が行方不明となっている。行方不明者のうち少なくとも540人は外国人だ。
ネパール当局はヘリコプターを使って生存者の捜索を行い、町や渓谷で孤立した数千人に支援物資を投下した。
こうした中、ネパールの災害管理当局は、洪水によってボテコシ川を塞いだ土砂によって形成された湖の水位が上昇しており、決壊の恐れがあると警告。一方、国境を隔てた中国側は、今後3日間で約300万立方メートルの水がせき止め湖に流れ込むと予想されると発表した。
中国国営メディアは水利省の発表を基に、この湖が決壊するリスクが高く、水量のピークは9月1日ごろになると報じた。