Maria Martinez
[ベルリン 27日 ロイター] - ドイツIFO経済研究所が27日発表した調査によると、同国の初期段階にある経済回復が好影響を及ぼし始めており、8月は人員削減のペースが鈍化した。
8月の雇用バロメーターは7月から1.8ポイント上昇して94.8ポイントとなり、2025年5月以来の高水準を記録した。
IFOのチーフエコノミスト、ティモ・ボルメルスホイザー氏は「労働市場はわずかながら改善傾向を示している。ただ、全体としては依然として雇用削減が続いている」と述べた。
IFOが25日発表した8月の業況指数は、予想を上回る上昇となった。6月の輸出と工業生産が堅調に推移したことに加え、投資家心理が予想以上に改善したことが背景にある。
製造業では人員削減の勢いが鈍化し、雇用バロメーターは2024年3月以来の高水準まで上昇した。
大半のセクターでは依然として人員削減が中心となっているものの、データ処理機器や電子・光学製品メーカーおよび食品産業は例外的に明るい動きが見られる。
貿易部門では雇用バロメーターは改善したものの、人員削減計画が依然として主流であり、建設およびサービス部門では従業員数は横ばいで推移する見通しだ。