[ニューヨーク 27日 ロイター] - ニューヨーク証券取引所(NYSE)は27日、新興の金融都市「ヨール街」という異名で台頭しつつあるテキサス州ダラスに地域本部「NYSEテキサス」を開設した。これに合わせ、アボット州知事が同日、現地で取引終了のベルを鳴らした。同州には低税率、企業に優しい規制、豊富な人材を求め、大手企業の移転が相次いでいる。
NYSEテキサスには120の証券発行体が上場し、同州で法人格を持つ初の証券取引所とされる。運営元はインターコンチネンタル取引所(ICE)傘下のNYSEグループ。ライバルのナスダックもテキサスで取引所を運営している。
ダラスの金融中心地としての台頭を象徴するのが、先月立ち上げられたテキサス証券取引所(TXSE)だ。テキサス州に特化した新興取引所がIPOを取り込めるか、またTXSEが既存企業の主上場先変更を促せるかが試金石となる。
テキサス・キャピタル・バンコシェアーズ傘下のテキサス・キャピタル銀行は今月、NYSEアーカに上場しているETF(上場投資信託)2本をTXSEに再上場させる方針を示した。