Takahiko Wada
[東京 28日 ロイター] - 総務省が28日に発表した東京都区部の8月の消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数、コアCPI)は、前年比1.8%上昇した。伸び率は前月の1.7%から小幅に拡大した。政府の電気・ガス料金支援策再開によりエネルギー価格の下落率が拡大する一方で、高額療養費の限度額引き上げで診療代が伸び率を高めた。教養娯楽用耐久財も伸びた。
コアCPIの伸び率は、ロイターがまとめた民間予測の1.7%を上回ったが、7カ月連続で2%を下回った。
エネルギー価格は2.0%下落と、前月の0.7%下落から下落率が大幅に拡大した。生鮮食品を除く食料は3.6%上昇で、前月の3.8%を下回った。コメ類が14.2%下落し、2005年5月以来の大きな下げ幅となった。
宿泊料は1.4%下落と前月の0.9%上昇からマイナスに転じた。前年比での下落は23年3月以来。8月は祝日の日並びが悪く、山の日が飛び石連休となったことや外国人観光客の減少が影響したとみられる。
一方で、診療代は3.2%上昇した。教養娯楽用耐久財も3.2%上昇。値上げでビデオレコーダーが36.8%上昇した。
総合指数は前年比1.9%上昇し、伸びは前月の1.8%から小幅に拡大した。生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数(コアコアCPI)は2.0%上昇に加速し、今年3月以来の2%台となった。
今回から25年基準に移行した。