Neil J Kanatt Danielle Kaye

[27日 ロイター] - 米アパレル大手ギャップは27日、業績不振が続く主力ブランド「オールドネイビー」の立て直しに向け、新最高経営責任者(CEO)として社内幹部のマイケル・フランシス氏を指名したと発表した。また主力ブランド「ギャップ」の好調な販売を背景に、通期の利益見通しを引き上げた。これを受けて株価は時間外取引で一時16%上昇した。

リチャード・ディクソンCEOの就任から3年が経過したギャップは「バナナ・リパブリック」「アスレタ」「オールドネイビー」の各ブランドで長期間続いていた販売の不安定さを受け、需要の回復を図ってきた。ただトレンドを意識した商品展開やマーケティング施策の強化が奏功し、消費者が裁量支出を抑える環境下でもブランドの存在感向上につながっているものの、一部ブランドの改善はなかなか進んでいない。

第2・四半期(5-7月)の既存店売上高は、主力の「Gap」ブランドで前年同期比10%増となり、10四半期連続の成長を達成し、LSEG集計によるアナリスト予想平均の8.8%増も上回った。

一方で「オールドネイビー」の既存店売上高は4%減と、前年同期の2%増から悪化。「アスレタ」は12%減で、前年同期の9%減に続いて低迷した。

ディクソン氏は声明で「オールドネイビーには依然として課題があるものの、業績に影響を与えた要因を明確に把握しており、改善に向けた重点施策を進めている。それらは既に成果を上げ始めている」と強調した。

イーマーケターのアナリスト、スージー・ダビドカニアン氏は、オールドネイビーの経営トップ交代について「『ギャップ』ブランドで消費者を引き付けている文化的な関連性や魅力を、同社最大ブランドであるオールドネイビーにも浸透させる狙いがある」と分析した。

ギャップは通期の調整後1株当たり利益見通しを、従来のレンジから上下ともに0.05ドル引き上げ、2.35-2.45ドルとした。この見通しには、計上済みの関税還付金9500万ドルと関連する利息収入500万ドルは含まれておらず、今四半期における追加的な利益効果も織り込んでいない。

売上高成長率は、通期見通しを従来の1-2%増から1-1.5%増へ修正した。市場予想は1.1%増となってい

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