[ワシントン 27日 ロイター] - トランプ米大統領は27日、米国はイランと対話していないとした上で、米国はイランに対する経済制裁に注力しているとし、イランと取引のある国に制裁を科すと表明した。

トランプ大統領は記者団に対し「われわれはイランと話すことを望んでいない。協議する予定もない」と語った。

これに先立ち、ホワイトハウスのレビット報道官もFOXニュースとのインタビューで、「トランプ大統領の最優先目標はイランが核兵器を保有できないようにすることだ」とし、イランの軍事能力を弱体化させるための軍事作戦に続き、同国経済に圧力をかけるため経済制裁プログラムを実施していると説明。「現在、交渉は一切行われておらず、イラン側が有意義な形で交渉のテーブルに着くとトランプ大統領が判断するまで、この状況は続くだろう。現時点でそのような兆候は見られない」と述べていた。

その上で「もちろん、トランプ大統領は引き続きあらゆる選択肢を有しており、海上封鎖も継続する」と強調した。

トランプ大統領は、イランとの取引継続を理由にロシアに制裁を科す考えがあるかという記者団からの質問に対し、「状況による。今のところ、ホルムズ海峡問題に関してロシアは適切に行動していると思う」と応じた。その上で「ロシアが行うことは全て、われわれも行う」と語った。

また、イランと取引する中国の銀行に制裁を科す可能性については「私が制裁を科さないと誰が言ったのか。私は全てを公表する必要はないだろう」と述べ、具体的な対応について明言を避けた。

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