[27日 ロイター] - ウクライナ当局によると、ロシアは27日未明、ミサイルと無人機(ドローン)による攻撃を実施し、首都キーウをはじめとする複数の都市が大規模な攻撃を受けた。

ウクライナ空軍によると、ロシアは対艦巡航ミサイル「オニクス」2発、ドローン258機のほか、数不明の弾道ミサイルを発射した。このうちドローンの約90%と、オニクス1発、弾道ミサイル7発を撃墜したとしている。

ゼレンスキー大統領はXで「今週、欧州の支援国はウクライナの防空強化に向けた重要な決定を下した」と述べ、追加支援を求めた。

シビハ外相は今回の大規模攻撃では港湾や穀物貯蔵施設、エネルギー・産業施設などのインフラが標的になったと述べた。

キーウのクリチコ市長によると、2地区に残骸が落下し、このうち1地区では学校が損傷したほか、医療施設の窓ガラスが割れた。

キーウ周辺地域では、ロシアのミサイルとドローンによる攻撃で倉庫施設に火災が発生し、他の倉庫や民家も損傷した。州知事によると、2人が負傷した。

<ドローンがモルドバ領空に侵入>

ロシア国防省はウクライナの軍産複合体、冶金・石油精製産業、物流拠点のほか、南部オデーサ州の港湾インフラを攻撃したと発表した。

地元当局者によると、オデーサへの攻撃はほぼ一晩中続いた。ビルや教育施設、インフラが損傷し、3人が負傷した。

中部ポルタワ州では、工業施設やエネルギー施設が攻撃を受け、7集落で停電が発生した。州知事が明らかにした。

ウクライナ中部の鉄鋼・鉱業都市で、ゼレンスキー氏の出身地でもあるクリブイリフでは、ミサイル2発が工業施設に着弾し、3人が負傷した。当局によると、南部ザポロジエでも3人が負傷した。

ウクライナへの攻撃のさなかにドローン5機が隣国モルドバの領空に侵入した。モルドバ当局が明らかにした。

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