[上海 27日 ロイター] - 中国株式市場は上昇して引けた。米半導体大手エヌビディアの堅調な売上高見通しを受け、投資家の人工知能(AI)関連株やハード関連株への意欲が高まった。香港株は下落して引けた。
中国の主力銘柄で構成するCSI300指数は0.9%高、上海総合指数は1.1%高で終了。香港のハンセン指数は0.3%安だった。
中国本土市場ではハイテクとハードウエア関連製造株が上昇を主導。5G通信株指数は3.8%高、本土のAI関連株は3.6%高、ハイテク銘柄中心の上海証券取引所の新興ハイテク企業向け市場「科創板」50指数は3.8%上昇した。
エヌビディアが26日、メモリー部品不足が成長の制約になると警告しつつも、年間売上高が70%増加するとの見通しを示し、AI向けハードウエア需要の底堅さを裏付けたことで、ハイテク関連の地合いが改善した。
中国のメモリー半導体大手長鑫存儲技術(CXMT)は5.4%高、電子基材サプライヤーの生益科技は8.4%急伸した。
光ファイバーメーカーも堅調で、長飛光繊光纜は日中値幅制限いっぱいの10%高となった。
非鉄金属株は1.5%上昇。金鉱株が主導する形で湖南黄金は日中値幅制限いっぱいの10%高となった。
中国の工業企業利益は7月に伸びが鈍化、輸出関連セクターは世界的なAIブームの追い風を受ける一方、内需依存型の業種は依然として圧迫されている。
インターネットプラットフォーム企業が中心で主要なハードウエアメーカーを欠く香港上場のハイテク主力銘柄は0.1%安で引けた。
AI開発会社ミニマックスは上半期売上高が約4倍に急増したことを受け3.8%上昇した。
中際旭創(イノライト)の香港上場株は、株式相互取引(ストックコネクト)銘柄への採用を受けて3.1%上昇した。