Atsuko Aoyama

[東京 27日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 159.36/159.37 1.1653/1.1655 185.73/185.74

午前9時現在 159.25/159.26 1.1651/1.1660 185.61/185.62

NY午後5時 159.30/159.32 1.1651/1.1654 185.62/185.66

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤に比べてほぼ変わらずの159円前半で推移している。氷見野良三日銀副総裁の発言は9月の利上げを市場に確信させるような内容ではなかったとの見方が聞かれ、午前中に一時ドル買い/円売りが進行。その後は方向感に欠く値動きとなった。

ドルは朝方、159円前半でじりじりと水準を切り下げたが、氷見野副総裁の発言が始まるとドル買い/円売りが強まり、一時159.39円まで上昇。午後はややドル売り/円買い方向に動いた後に再び159.39円を付けるなど、方向感に欠く値動きとなった。

日銀の氷見野良三副総裁は27日、埼玉県金融経済懇談会での午前中のあいさつで「これまで以上に物価の上振れリスクを意識する必要がある」とした上で、「毎回の金融政策決定会合でしっかり議論したい」と述べた。

特定の利上げ時期に言及せず、市場では「9月を強く示唆することを警戒/期待していた向きからすると肩透かしだったのではないか」(ニッセイ基礎研究所の上野剛志・主席エコノミスト)との見方が聞かれ、ドル買い/円売りがやや進んだ。

午後の記者会見でも9月に関する示唆は得られなかったものの、市場の利上げ織り込みが9割に近づき「9月(実施)がコンセンサスになりつつある中、それを変える内容ではなかった」(JPモルガン・チェース銀行為替調査部長の棚瀬順哉氏)との声も聞かれた。

9月よりも先の利上げ織り込みも進んでいるが、そうした利上げ観測が円買いにはつながっていない。利上げが円高につながるには、「円安が必ずしも進んでいない中で日銀が淡々と利上げできるのかが注目」(JPモルガンの棚瀬氏)との見方もある。

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