[ストックホルム 25日 ロイター] - スウェーデン中央銀行が25日公表した前回金融政策会合の議事要旨によると、インフレが加速しているとの懸念が強まっており、年内に政策金利を引き上げる可能性がある。
前回会合では政策金利を1.75%に据え置いた。
議事要旨によると、テデーン総裁は「次の政策金利変更は利上げになる必要があると判断している」と発言。「ただし、その時期はなお不透明だ」と述べた。
7月の総合インフレ率は前年同月比でわずか0.7%にとどまった。一方、一時的要因を除くと総合インフレ率は2.2%、変動の激しいエネルギー価格を除けば1.6%となる。
議事要旨によると、セイム副総裁は「したがって私の見立てでは、秋にも政策金利を引き上げる必要が出てくる可能性がある」と述べた。
政策委員5人全員がインフレの加速に言及したが、年内利上げは既定路線ではない。
テデーン氏は、スウェーデン国内や主要貿易相手国において、持続的で広範な物価上昇圧力の兆候はまだ見られないと指摘。経済にはなお余剰能力があり、失業率も高いとした。「この状況が続けば、インフレリスクを高めることなく、生産性が高まり、長期にわたって高成長が可能になる」と述べた。