Courtney Rozen
[ワシントン 24日 ロイター] - トランプ米大統領が今年6月、イーロン・マスク氏率いるスペースXに最大で5万ドルを投資していたことが、公開された財務開示報告書で分かった。かつての側近が率いる政府の主要契約企業に、大統領自身が金銭的な利害を持った形だ。
トランプ氏が今月12日に署名し、22日に公開された報告書によると、同氏は6月23日に1万5001─5万ドル相当の株式を購入した。この取引は、大統領が6月に実施した1000件を超える株式売買の一部だった。
スペースXは6月12日、米国史上最大の新規株式公開(IPO)を実施し、企業価値は1兆7700億ドルと評価された。
ホワイトハウスのイングル報道官はロイターへの声明で、大統領のポートフォリオは第三者の金融機関が独立して運用しており、シュワブ1000などの著名な指数を再現するものだと説明。「トランプ大統領も家族も、ポートフォリオの運用方法や投資の売買時期について指示を出したり、影響を与えたり、意見を述べたりする権限は一切ない」と述べた。
スペースXは米軍の契約企業で、連邦政府機関の承認を必要とすることも多い。トランプ氏は先週、米国の商業宇宙打ち上げ回数を大幅に増やすよう政権に指示した。スペースXはこの分野で圧倒的な地位を占めている。