Saurabh Sharma Aftab Ahmed

[ニューデリー 24日 ロイター] - 中国の習近平国家主席が、9月にインドで開催される新興国グループ「BRICS」首脳会議に大規模な代表団を率いて出席する見通しだと、関係者3人が明らかにした。実現すれば7年ぶりの訪問となり、中国とインドの関係改善につながる可能性がある。

BRICS首脳会議は9月12、13両日にニューデリーで開催。2020年の両国国境付近での衝突を受けて悪化した関係の修復につながるかどうかが注目される。トランプ米政権の通商政策を踏まえ、BRICS諸国の経済への悪影響を抑えたい意向とみられる。

インド関係者の1人はロイターに「中国当局者は、宿泊や警備体制の最終調整をしている」と述べた。関係者2人によると、約400人の中国当局者が同行する見通し。19年の前回訪問時は200人未満だった。

関係者らによると、両国の当局者らは首脳による協議で、国境や地域の安全保障問題を巡る長年の対立を調整しつつ、関係拡大へ向けた方法を模索するとみられる。習氏の最終的な訪問計画や二国間会談に関する議題などは未確定という。

インドのモディ首相は昨年、7年ぶりに中国を訪問したものの、両国関係に大きな改善は見られていない。インドのアジト・ドバル国家安全保障顧問は24日から訪中し、王毅外相と国境問題に関して協議する見通しだ。

中国外務省は「今年のBRICS首脳会議が成功するよう支援する」とした上で、習氏の訪問に関して「現時点で提供できる情報はない」と述べた。25年にブラジルで開かれた前回のBRICSサミットでは、習氏は出席を見送っていた。

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