[キーウ 24日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、独立記念日の演説で、同国は和平を望んでいるものの、どのような代償を払ってでもロシアに屈するつもりはないと強調した。
旧ソ連からの独立35周年の記念行事には、バーナム英首相やコスタ欧州連合(EU)大統領ら各国首脳が参加した。
ゼレンスキー氏はメッセージアプリ「テレグラム」に投稿した動画で、「ウクライナは和平を強く望んでいるが、単に降伏するつもりはない」と述べた。
東部ドンバス地方のロシアの支配下にない地域を割譲するよう求めるロシアの要求について、受け入れてもロシアの侵略は止まらないとの認識を示した。「われわれはロシアに主導権を握らせない。ドンバスを手放しさえすれば全てがすぐに終わると欧州や世界全体を欺くことを許さない」と語った。
ゼレンスキー氏は、ウクライナを守る国民と兵士に敬意を表するとともに、戦争を止めるために必要な「あらゆるもの」を提供するよう支援国に求めた。
また、ロシアを交渉のテーブルに着かせ、制裁をさらに強化するよう要請した。ロシアに関して米国が抱く「あらゆる矛盾や懸念」が解消されることを期待すると述べた。
さらに「中国はもはや沈黙を続けてはならない」と訴えた。