[21日 ロイター] - コンゴ民主共和国で発生しているエボラ出血熱の流行による死者が2500人を超え、感染がフランスの国土よりも広い地域で爆発的に拡大している。国連のエボラ対応シニアコーディネーターのジュリアン・ハーネイス氏が21日、コンゴ北東部ブニアからのビデオ通話で明らかにした。
ハーネイス氏は、既存の資金が数週間以内に底を突くとし、さらなる支援を呼びかけた。
同氏によると、現地の医療従事者が、感染拡大に怒りと恐怖を覚える地元住民から攻撃を受けているほか、彼ら自身も感染して命を落としている。これまでに約160人の医療従事者がエボラを発症し、そのうち43人が死亡したという。
コンゴで17回目となる今回のエボラ出血熱の流行は、7月下旬に感染者数が同国で過去最大規模となり、2018年から20年にかけて発生した過去最悪の流行を上回っている。
今回流行の原因となっている「ブンディブギョ株」には承認されたワクチンや治療法がない。