Hiroko Hamada
[東京 24日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は小幅に続落し、前営業日比0.07%(47円65銭)安の6万5968円71銭となった。日経平均はプラス圏とマイナス圏を行ったり来たりするなど、方向感を欠く展開が継続。今週は重要イベントが複数控えており、手掛けにくさが意識されたとの指摘があった。指数寄与度の大きい一部の半導体株が安く、相場の重しとなった。
・日経平均は前営業日比0.06%(37円41銭)安でスタートした後、前営業日終値を挟んで一進一退。午前の取引での値幅は600円程度にとどまった。
・半導体関連の一部が下落し、指数の重しに。特段悪材料が出ているわけではないが、需給悪化に伴う売りが出ているとの声も。
・自動車株も下落。カナダが対米報復関税を9月8日から発動する方針との報道を受け、米国と主要国との貿易関係悪化懸念が重しになった。
・TOPIXは0.32%高の4080.30ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は3兆6032億5100万円。
・東証33業種では、機械、建設、その他製品など21業種が値上がり。鉱業、電気・ガス、情報・通信など12業種は値下がり。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが974銘柄(62%)、値下がりは521銘柄(33%)、変わらずは60銘柄(3%)。
<極東証券経済研究所 代表取締役社長 佐藤俊郎氏>
「今週は米エヌビディアの決算や年次経済シンポジウム『ジャクソンホール会議』など、イベントを複数控えて投資家の様子見姿勢が強まっている」
「エヌビディア決算は良い内容が出てくると予想されるものの、株価の反応は読み切れない。現時点では半導体関連を積極的に買う動きはみられない」
「目先はどんどん水準を切り下げる展開は見込みづらく、日経平均は6万5000円―6万6000円台での値固めを想定。方向感が出るのは来週以降か」