[ベオグラード 22日 ロイター] - 欧州連合(EU)は、域内外での大規模災害や人道危機に対する緊急支援を実施する市民保護メカニズムに基づき、セルビア北東部のデリブラツカ・ペシャラ自然保護区で発生している大規模な山火事の消火活動を支援するためヘリコプターと消防隊を派遣した。ベオグラード駐在のEU代表部トップが22日、明らかにした。

首都ベオグラードから約80キロに位置する同保護区は、砂丘と森林が混在する独特の地形で知られる。当局は同保護区のほか南西部でも発生した複数の山火事に数週間にわたり苦戦しており、21日に市民保護メカニズムの発動を要請した。

ベオグラード駐在のEU代表部トップ、アンドレアス・ベッケラート氏はXに、「われわれは人命、生活、たぐいまれなデリブラツカ砂丘の自然遺産を守るため、セルビアと共にある」と投稿した。

セルビア緊急事態局のルカ・チャウシッチ局長は欧州からの支援について、ルーマニア、スロバキア、チェコから提供された4機のブラックホーク消防ヘリコプター、ドイツからの消防隊員55人と車両24台、ルーマニアからの消防隊員69人と車両15台で構成されていると述べた。

このほか、ロシア非常事態省の消火用航空機も、19日にセルビアの南部都市ニシュに到着した。

チャウシッチ氏は、22日は状況がより安定しているものの、強風が予想されており、集落と人命を守ることが最優先事項だと述べた。

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