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[ミラノ 21日 ロイター] - イタリア銀行大手モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(MPS)は21日、競合するバンコBPMとプライベートバンクのバンカ・ゼネラリに対し、約340億ユーロ(398億ドル)規模の株式交換による同時買収提案を行った。国内銀行業界の再編を巡る争いが激化している。

国内最大手行インテーザ・サンパオロから6月に仕掛けられた敵対的買収を阻止するため、これまでで最も大胆な試みとなる。

この取引の一環として、MPSは株主に対し総額40億ユーロ相当の「特別配当」も提案した。

MPSはバンコBPMの株式1株につき1.567株、バンカ・ゼネラリの株式1株につき6.958株の新株を発行すると発表。企業価値をそれぞれ約253億ユーロ、87億ユーロに設定した。

2件の取引が実現すれば、資産規模でイタリア第3位の銀行グループが誕生し、プロフォーマ貸借対照表は約4660億ユーロ、金融資産総額は8100億ユーロを超えるという。

また、年間税引き前シナジー効果は約26億ユーロと試算している。

この買収提案は株主と規制当局の承認を必要とし、2027年2月中旬の完了を目指している。

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