[モスクワ 21日 ロイター] - ロシアのリャプコフ外務次官は21日、ウクライナ紛争の解決に向けた新たな提案に耳を傾ける用意があると表明した。ただ、いかなる提案も「現地の実情」を反映すべきだとした。

リャプコフ氏は、21日公開されたロシアのオンラインメディア「News.ru」とのインタビューで、米国が「建設的な対話」への意欲と「ロシアの立場への理解」を示したと述べた。

「現段階では、依然としてロシアの『戦略的敗北』を夢見ているウクライナ政権と欧州の支援国の決定に対し、米政府がどの程度影響力を行使できるかがより重要だ」と語った。

ルビオ米国務長官は先月、マニラでロシアのラブロフ外相と会談した後、米国は戦争終結の支援に取り組んでいると述べた。ただ早期の合意は見込めず、米国は「妥協点を探ろうとしている」と慎重な姿勢も示した。

リャプコフ氏は、ロシアはルビオ氏の新たな考えに耳を傾け、米国との対話を続ける用意があると述べた。「ロシアは大統領が設定した目標に沿い、現地の実情に合致する、あらゆる合理的な提案や考えに耳を傾ける用意がある」と語った。

<核協議>

リャプコフ氏は核兵器に関する米国との協議を維持したい意向も示唆した。「われわれは今後もこの分野を安定させる政治的・外交的な方策を見いだすことに前向きだ」と述べた。

新戦略兵器削減条約(新START)は2月に失効し、世界の2大核保有国が半世紀余りで初めて、戦略核戦力に対する拘束力のある制約がない状態となった。

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