Takahiko Wada
[東京 21日 ロイター] - 総務省が21日に発表した7月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数、コアCPI)は、前年比1.8%上昇し、伸び率は前月の1.6%を上回った。昨年の燃料価格の下落の反動でエネルギーが前年比上昇に転じたほか、中東情勢の緊迫化によるナフサ高の価格転嫁が本格化した。
コアCPIは、ロイターが集計した民間調査機関の予測中央値に一致した。7カ月連続で2%を下回った。
エネルギー価格は0.6%上昇と、前月の0.4%下落からプラスに転じた。電気代は0.1%下落、都市ガス代は1.1%下落と、いずれも前月より下落率が縮小した。
家事用消耗品は6.3%上昇。値上げにより、台所用洗剤、漂白剤、柔軟仕上げ剤の伸び率が高い。
一方で、生鮮食品を除く食料は3.0%上昇と、伸び率は前月の3.1%を下回った。12カ月連続で伸びが鈍化した。値上げが相次ぐ半面で、コメが11.6%下落と2005年8月以来の大きな下落となったことが響いた。
総合指数は前年比1.9%上昇し、伸びは前月の1.6%から拡大した。生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数(コアコアCPI)も1.9%上昇し、伸びは前月の1.7%から拡大した。
CPIは今回から2025年基準に移行した。