[香港 20日 ロイター] - 中国の裁判所は20日、世界最大の負債を抱える不動産開発大手となった中国恒大集団の創業者、許家印被告に無期懲役の判決を言い渡し、個人資産を全て没収するよう命じた。国営中央テレビ(CCTV)が伝えた。

許被告は、資金の不正流用、資金調達詐欺、一般からの違法な預金受け入れなど8つの罪に問われていた。

許被告は1996年に恒大を創業し、積極的な借り入れを進め、契約販売額ベースで中国最大の不動産開発会社に育てた。米経済誌フォーブスによると、許氏は2017年には純資産453億ドルでアジア一の富豪だった。

中国の証券規制当局は24年、恒大の主要子会社が利益を水増しし証券詐欺を行ったと認定し、同氏に660万ドルの罰金を科すとともに、証券市場への生涯参加禁止を命じた。恒大は24年に香港の裁判所から清算命令を受け、昨年香港証券取引所で上場廃止となった。

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