中東におけるアメリカ軍の主要補給基地がイランの攻撃で大きな被害を受けたにもかかわらず、ピート・ヘグセス米国防長官はその事実を「隠していた」──。米ニュース専門局MS Nowの国家安全保障担当上級記者デービッド・ロードがこう指摘した。長期派遣が続く空母「エイブラハム・リンカーン」では、乗組員を取り巻く厳しい環境への懸念が強まっている。
ニューヨーク・タイムズによると、戦争開始直後にイランが兵站拠点のバーレーン海軍支援施設を攻撃して以降、エイブラハム・リンカーンでは物資の補給に支障が出ているという。
MS Nowは、異例の長期派遣によりメンタルヘルス面の懸念があることなども併せて報じた。ロードは、補給に問題が生じているのは「ピート・ヘグセスが、湾岸地域にあるアメリカの主要補給基地をイランが破壊した事実を隠していたからだ」と語った。
ロードはさらに、「彼は何度記者会見を開いたが、その事実を公表しなかった。これもまた、彼らがこの戦争への対応を誤ってきたことを示している」と述べた。
ウォール・ストリート・ジャーナルは6月、衛星画像を基に、バーレーンの施設への攻撃で司令部のほか複数の建物と衛星通信端末2基が損傷したと報じていた。
一連の攻撃を受けて補給拠点が変更されたことは複数のメディアが報じているが、ヘグセスに関するロードの主張を裏付ける事実は確認されていない。本誌は国防総省とバーレーン外務省にコメントを求めた。
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