Nidal al-Mughrabi
[カイロ 18日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザで18日、イスラエル軍の空爆により少なくとも6人のパレスチナ人が死亡した。保健当局が明らかにした。前日には、トランプ米大統領の娘婿で特使を務めるジャレッド・クシュナー氏が中東訪問を終えていたが、トランプ氏のガザ戦争終結に向けた計画を進展させるには至らなかった。
イスラエル軍は、イスラム組織ハマスの司令官と複数の戦闘員に対して空爆を実施したと発表。標的となったうちの1人は、ハマスが2023年10月7日に行ったイスラエルへの大規模攻撃に加担していたとしている。
ガザの医療関係者によると、今回の空爆で6人が死亡、14人が負傷した。イスラエル軍機が、ガザ市西部の漁港内にある小さな飲食店に向けてミサイル2発を発射したという。
イスラエル軍は当初、空爆はイスラエル軍部隊への攻撃を計画していたハマス司令官らを標的にしたと説明していたが、その後、他の複数の戦闘員も殺害されたと明らかにした。証拠は公表していない。
ハマスは、イスラエルが戦争終結に向けたトランプ大統領の計画を妨害しようとしていると非難。司令官や他の戦闘員が空爆で死亡したかについては言及しなかった。
クシュナー氏は17日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談した。その前日にはハマスの最高指導者ハイヤ氏も交えてエジプトなどの仲介国と会談。ガザの和平計画巡る行き詰まりの打開を目指したもののイスラエルとハマスは共に強硬姿勢を崩しておらず、2日間の協議で早期打開につながる兆しはみられなかった。