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PIZZA JANTARAAMORNKUL/SHUTTERSTOCK

今回発表された研究結果は希望をもたらすものだが、この種の技術を健康面で問題を抱えている人や、暴力的傾向の強い人に使えるようになるまでには、さらに多くの研究が必要だ。倫理面の是非についても、議論を深めるべきだろう。

「この技術は、人の攻撃性や犯罪を一掃できる特効薬ではない」と、レインは言う。それでも彼は「初犯の犯罪者にtDCSを施して、再犯率を下げることはできないだろうか」と期待を語った。

<2019年3月19日号掲載>

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※この記事は本誌「ニューロフィードバック革命:脳を変える」特集より。詳しくは本誌をご覧ください。
暴力を振るいたいという欲求を抑える技術を開発して、犯罪減少に役立てる――SFの世界の話にも聞こえるが、実現の可能性がないわけではなさそうだ。
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