[バンコク 17日 ロイター] - タイ政府が17日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比1.9%増と、ロイターがまとめたアナリスト予想の中央値である1.7%増を上回った。

国家経済社会開発評議会(NESDC)のデータによると、季節調整済みの前期比では0.2%減少し、予想の0.6%減ほど落ち込まなかった。NESDCは26年通年の成長率について、従来予想の1.5─2.5%増から2.0─2.5%増に引き上げた。

1─3月期の伸び率は前年比2.8%、前期比では0.6%(改定値)だった。

タイ経済は2025年に2.4%成長した。新型コロナ禍以降は他の東南アジア諸国に後れを取っており、高止まりする家計債務が消費を圧迫している。

NESDCは経済のけん引役である輸出について、26年は15.1%増加すると予想。従来予想の9.6%増から引き上げた。もう一つの成長源である観光部門については、今年の外国人観光客数を従来予想と同じ3200万人と見込んでいる。外国人観光客数はコロナ禍前の19年に過去最多となる約4000万人を記録していた。

第2・四半期の失業率は0.96%で、前期の0.94%(改定値)から上昇した。

一方、家計債務や生活費の高止まりで消費が低迷し、経済の重しとなった。政府は6月、原油高の影響への対応と生活費負担軽減を目的とする総額4000億バーツの借入計画の一環として、1760億バーツ(53億ドル)規模の消費者向け補助金策を打ち出した。

財務省は先月、輸出と内需の拡大、政府の支援策を理由に、26年の成長率予想を1.6%から2.5%に引き上げた。

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