Nupur Anand Manya Saini

[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米金融大手JPモルガン・チェースが昨年10月、予測市場プラットフォーム「ポリマーケット」との銀行取引を停止していたことについて、事情に詳しい関係者が14日、規制上の懸念が理由だったと明らかにした。銀行取引解消は既に英紙フィナンシャル・タイムズが報じている。

スポーツや政治など幅広いテーマの「イベント契約」に賭けることができる予測市場は、2024年の米大統領選挙以降、急速に拡大している一方、州・連邦両レベルの規制当局による監視も強まっている。

ポリマーケットの広報担当者は電子メールによる声明で「当社は複数の法人、業務上の連携、顧客資金の取り扱いを通じて、JPモルガンと緊密かつ継続的な関係を維持している」と述べた。その上で「過去1年間で当社の最高経営責任者(CEO)が同行の主要イベント3件に登壇したことも、両社関係の強さを示している。これに反する見方は、当社と同行の関係を根本的に誤って伝えるものだ」と強調した。

予測市場の支持派は、こうしたプラットフォームが市場心理を把握する際に有益な情報を提供すると主張。批判派はギャンブルに類似すると指摘し、潜在的なリスクへの懸念を示している。

ニューヨーク市議会のジュリー・メニン議長は10日からの週に、大手予測市場スタートアップ企業が若年層の利用者を狙った略奪的なマーケティング手法を用いていると非難。ニューヨーク州司法長官は先月、ポリマーケットの競合企業カルシを提訴し、同社の予測市場プラットフォームが州の賭博関連法に違反していると主張している。

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