[東京 17日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は小幅に続伸し、前営業日比0.01%(7円64銭)高の6万8721円44銭となった。前週の地合いを引き継いでAI(人工知能)・半導体関連株はしっかりだったものの、全体的には手掛かり材料難で小動きとなった。日経平均は前営業日比で一時0.56%(386円63銭)高の6万9100円43銭に上昇したものの、前場中盤に失速し、一時0.32%(221円76銭)安の6万8492円04銭まで下落する場面もあった。
・4日続伸によって急な戻りに対する警戒感が生じており、利益確定売りが出やすい。
・半導体関連株は引き続き堅調だが、イラン情勢巡りインフレ警戒がぬぐい切れず、上値が追いづらい状況となっている。
・新たな材料が見当たらないため、後場も手掛かり難から一進一退を読む関係者もいる。
・TOPIXは0.6%安の4172.15ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は3兆9125億9500万円。
・東証33業種では、値上がりは輸送用機器やゴム製品、サービスなど25業種、値下がりは非鉄金属やガラス・土石製品、電気機器など8業種。
・物色面では、キオクシアHD、フジクラなどAI・半導体関連株の一角が堅調。半面、これまで日米の利上げ観測から買われていた三菱UFJフィナンシャル・グループなど金融株がさえない。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが675銘柄(43%)、値下がりは823銘柄(52%)、変わらずは57銘柄(3%)。
<日東フィナンシャルグループ 代表 中島肇氏>
「オプションSQ(特別清算指数)算出明けということで、新たなポジション作成をにらみ様子見となっている」
「AI関連株は堅調だが、環境面ではイラン情勢はデッドラインを迎えるため、先行きがどうなるか見極めているようだ」
「目先的に材料難となる中で、上方修正が相次いだ決算発表は評価されており、これが下値をサポートすることになる」