南米コロンビア西部で10日発生したマグニチュード(M)7.4の地震で、地元当局の推計によると死者は254に達した。救助活動は2日目に入り、救助隊員らが倒壊した建物や家屋のがれきを掘り起こし、生存者の捜索を続けている。
地震は10日午前、コロンビアのコーヒー生産の中心地を襲い、過去数十年で最も強い地震となった。ペレイラやカリなどの都市で複数階建ての建物ががれきと化し、マニサレス市では歴史的な大聖堂の塔の一つが倒壊した。
11日午前時点で、約100回の余震が観測された。
警察、軍、ボランティアの支援を受けた救助隊は掘削機を使い、時には素手で夜通し作業し、がれきの下の生存者を捜索した。
人口約220万人のカリでは、少なくとも95人が死亡した。数十棟の建物が今にも倒れそうに傾いたり、完全に崩壊したりし、住民は路上への避難を余儀なくされた。
同市の病院の一つでは、小児医療専門の階を含む上層階の複数フロアが崩落し、一部の患者が閉じ込められ、約600人ががれきが散乱する路上で手当てを受ける事態になったと病院長が現地のテレビ局に語った。また、カリの公衆衛生当局者によると、市内の遺体安置所は収容能力の限界に達しているという。
被害の大きかったリサラルダ県の県都ペレイラでは101人の死亡が確認されたほか、震源に最も近い農村部のチョコ県では13人が死亡した。
7日に就任したばかりのデラエスプリエジャ大統領は、略奪の報告を受け、カリに治安部隊1000人を夜明けまでに展開すると表明した。カリとペレイラは10日夜、外出禁止令を発令した。
デラエスプリエジャ氏は10日夜、記者団に「あらゆる面で協力する方針だ。国民を守り、連帯を示すことに、区別やイデオロギーの対立はない」と語った。
国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、約5000戸の家屋が被害を受け、数十棟の建物が倒壊し、数百戸の住宅が破壊されたと推定されている。
また、チョコをはじめとする震源地に近い複数の地域では、電気、水道、医療、電話サービスが依然途絶えており、救助活動や救援物資の輸送が困難になっているという。

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