David Morgan Dan Rosenzweig-Ziff
[ワシントン 8日 ロイター] - 米上院は8日、トランプ大統領が指名したトッド・ブランチ氏の司法長官就任を承認した。ブランチ氏については独立性を巡って与党共和党内でも反対意見が噴出し、一時は可決が危ぶまれていた。
賛成50、反対49の僅差での可決となった。ブランチ氏はかつてトランプ氏の個人弁護士で、第2次トランプ政権では司法副長官を務め、今年4月にボンディ前長官が解任された後、長官代行として職務を引き継いだ。
共和党上院議員は、性的人身売買罪で起訴され自殺した富豪エプスタイン氏に関する資料開示へのブランチ氏の対応を懸念。2021年の議会襲撃事件に関与したトランプ氏支持者の救済を念頭に置いた「反武器化」基金の創設や、トランプ氏と同氏の子息に対する税務監査免除措置でブランチ氏が果たした役割についても懸念を示していた。
こうした懸念に対してブランチ氏は、税務監査免除措置の適用範囲を縮小することや、反武器化基金の支払いを終了させることに書面で同意した。ただし、この約束が法的拘束力を持つのか、また、トランプ氏が反武器化基金を別の名称で復活させるようブランチ氏に圧力をかける可能性はないのか、といった疑問は残ったままだ。