Akash Sriram
[5日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズは5日、今後数年間でロボタクシー(自動運転タクシー)に100億ドル超を投じる計画を明らかにした。アルファベット傘下のウェイモが提携解消を検討していると報じられているものの、ウェイモは引き続き重要なパートナーだと強調した。
第3・四半期の調整後1株当たり利益見通しは0.84─0.88ドルとし、市場予想の0.89ドルを下回った。これを受け、株価は4.8%下落した。
ウーバーはロボタクシーへの投資の大半が自動運転分野のパートナー企業への出資と、車両運用や車両調達を支えるバランスシート面の支援になると説明した。
ダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)はアナリスト向け電話会議で、ウェイモが提携解消を検討しているとの報道を一蹴。両社がテキサス州オースティンとジョージア州アトランタで共同運営を続けるとの見通しを示すと同時に、他の自動運転車開発企業との提携も拡大していくと述べた。
ウーバーはドイツのフードデリバリー大手デリバリー・ヒーローを148億ドルで買収すると先月発表したことを受け、資本配分に注目が集まっている。
カンビア・インベスターズのシニアアナリスト、アダム・バランタイン氏は「100億ドルという投資額は私自身の見立てと一致している」と述べ、自動運転分野のパートナー企業が事業規模を拡大していく上で、ウーバーは今後4─5年間で数十億ドルを投じる必要があるとの見方を示した。
第3・四半期のグロスブッキング(受注総額)見通しは582億5000万─602億5000万ドルで、LSEGがまとめたアナリスト予想(592億1000万ドル)とおおむね一致した。
為替の影響で第3・四半期のグロスブッキングの伸び率は前年比で約1ポイント押し下げられる見通しだという。過去4四半期は為替が伸びを押し上げていた。
一方、第2・四半期のグロスブッキングは580億2000万ドルと、アナリスト予想の570億6000万ドルを上回った。調整後のコア利益も予想を上回った。
同四半期はサッカーのワールドカップ(W杯)に関連する旅行需要を含め、地域・サービス全般にわたる幅広い需要の恩恵を受けた。
売上高は12%増の141億9000万ドルで、予想の142億4000万ドルをやや下回った。ウーバーによると、過去1年間の新規利用者数は過去5年間の同期間と比較して最多となり、グロスブッキングの24%増加に寄与した。