Nandan Mandayam
[4日 ロイター] - 米建設機械大手キャタピラーが4日発表した第2・四半期決算は、人工知能(AI)データセンターの建設ラッシュで発電・建設機械需要が押し上げられ市場予想を上回る利益を計上、通期の売上高伸び率見通しを引き上げた。
通期の関税コスト見通しを、従来予想の22億─26億ドルから約22億ドルに引き下げた。これを受けて株価は寄り付き前の取引で11%急騰し、ダウ工業株先物は0.6%上昇した。
過去数四半期にわたり、全米でのデータセンター建設やバックアップ電源機器需要を背景に、建設機械の受注が急増している。
オッペンハイマーのアナリスト、クリステン・オーウェン氏は「建設機械部門が成長を主導した点が際立っていた」と指摘。株価の反応は「中核事業の底堅さが株価の勢いを維持する上でいかに重要かを反映している」と述べた。
第2・四半期の受注額は94億ドル、受注残高は過去最高の721億ドルに達した。総売上高は24%増の205億4000万ドルと、過去最高となった。
建設機械部門の売上高は35%増加、特に最大市場の北米では50%急増した。電源・エネルギー部門の売上高は17%増加、この2部門で総売上高の81%を占めた。
第2・四半期は関税還付で3億9200万ドルを計上した。
調整後の1株当たり利益は8.17ドルで、前年同期の4.72ドルから増加、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の6.20ドルも上回った。