Atsuko Aoyama

[東京 31日 ロイター] - 政府・日銀が30日に実施した円買い介入の規模は6.4兆円―9.6兆円規模だった、との推計が市場で出ている。同日に介入が行われた場合、8月3日の資金需給に影響を与えるため、日銀が夕方公表する当座預金予想が注目されていた。

日銀によると、金融機関の手元資金の総量を示す日銀当座預金残高のうち、財政等要因は8兆2000億円のマイナスの見通し。東京短資など民間短資会社3社が予想する財政等要因はプラス1兆4000億円─マイナス1兆7300億円だった。

この差額の6兆4700億円─9兆6000億円が円買い介入による影響と受け止められている。

市場では、「予想値から算出すると9.6兆円規模の円買い介入が行われた可能性もあるが、予想は大きくぶれることもあり、3兆円程度の下振れもあり得る」(東短リサーチの高井雄一郎研究員)、「介入規模は6兆円―7兆円程度」(セントラル短資の芝山幸昭・企画調査グループ次長)との見方が出ている。

ロイターは市場筋の話として、政府・日銀が30日のニューヨーク外国為替市場で円買い・ドル売り介入を実施したことが分かったと報じた。30日はドル/円が高値から安値まで6円ほど急落した。

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