Hiroko Hamada
[東京 31日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅続伸し、前営業日比4.03%(2494円59銭)高の6万4362円02銭で取引を終えた。好決算を公表したAI(人工知能)・半導体株や主力株の上昇が指数を押し上げ、日経平均は一時5%超高に上値を伸ばした。日銀の金融政策決定会合では政策金利の据え置きが決まったが、市場の予想通りの結果で、波乱なく通過した。
日経平均は小幅高でスタートした後すぐに上げ幅を拡大し、前場中盤に一時5.65%高の6万5364円73銭まで上昇した。前日の米半導体株高の流れを引き継ぐ形で、指数寄与度の大きいAI関連株が大幅高となり、指数を押し上げた。後場に入ると、やや上げ幅を縮小したものの、堅調な地合いは継続。好決算を発表した銘柄への物色が活発で、相場を支えた。ハイテク株は堅調に推移した半面、足元で上昇が目立っていた銘柄には売りが出るなど、循環的な動きもみられた。
日銀は31日の金融政策決定会合で、政策金利である無担保コールレート翌日物の誘導目標を1.0%程度に維持することを8対1の賛成多数で決めた。高田創委員は1.25%への利上げを提案したが、否決された。
岩井コスモ証券の投資調査部フェロー・有沢正一氏は「日銀の政策金利の据え置きは織り込み済みで、株式相場への大きな影響はなかった」と話している。
足元で公表されている企業決算については、「主力企業の業績が好調で、日本株のファンダメンタルズが良いことが確認されている。半導体株の調整は一巡したようだ」(有沢氏)として、目先の日経平均は6万5000円を中心とした推移が続くと予想する。
TOPIXは1.29%高の4003.3ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.29%高の2064.71ポイントだった。プライム市場の売買代金は10兆1069億8400万円だった。東証33業種では、非鉄金属、電気機器、ガラス・土石製品など15業種が値上がり。医薬品、不動産、陸運など18業種が値下がりした。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が続伸し、2.85%高の685.97ポイントだった。
個別では、前日に決算を発表した東京エレクトロン、オリエンタルランドが大幅高、パナソニック ホールディングスがストップ高水準の買い気配で終了。31日引け後の決算発表を控え、キオクシアホールディングスはストップ高水準の買い気配となった。
指数寄与度の大きいアドバンテスト、ソフトバンクグループが大幅高。半面、任天堂、トヨタ自動車は値下がりした。
プライム市場の騰落数は、値上がりが612銘柄(39%)、値下がりは922銘柄(59%)、変わらずは24銘柄(1%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 64362.02 +2,494.5 61957.10 61,948.23
9 ─65,364.73
TOPIX 4003.30 +50.80 3954.12 3,951.22─
4,052.27
プライム市場指数 2064.71 +26.38 2039.13 2,037.86─
2,089.80
スタンダード市場指数 1629.05 +25.81 1608.16 1,607.01─
1,639.73
グロース市場指数 884.91 +22.54 867.69 865.38─88
9.73
グロース250指数 685.97 +19.00 671.30 669.13─69
0.01
東証出来高(万株) 321466 東証売買代金(億 101069.8
円) 4