Ana Isabel Martinez
[29日 ロイター] - ニカラグアのオルテガ大統領は、大統領任期を1年延長して7年とすることを目指している。妻のロサリオ・ムリジョ氏と共に長年握ってきた権力を一段と固めるための最新の動きとなる。
28日夜に議会に送付された憲法改正草案では、大統領任期を現行の6年から「更新可能な」7年に延長する提案が示された。
昨年の改正で、大統領任期は5年から6年に延長され、選挙は2027年に先送りされた。
任期をさらに延ばす今回の提案は9月に承認される見通しだ。
オルテガ氏は先週、野党を封じ込めるため選挙を今後実施しないと表明。米国や国際人権団体から懸念の声が上がっている。
複数のメディアによると、グスタボ・ポラス国会議長は28日、大統領任期改革案の内容を説明したが、詳細には言及しなかった。
同氏によると、提案は「反逆者」や「クーデターを企てる」野党議員を選挙から排除することも目的としているという。
米国の米州機構(OAS)常駐代表部は29日、自由で公正な選挙への脅威について協議するため、OAS特別会合の開催を要請した。