Ankita Bora Muvija M
[ロンドン 30日 ロイター] - 業界団体の英自動車工業会(SMMT)は30日、2026年上半期の英自動車生産台数が貿易面の不透明感を背景に前年同期比7.5%減少したと発表した。ただ、バーナム新首相の下で楽観的な兆しも見られるとした。
SMMTによると、年明けの出足は厳しかったものの、第2・四半期は輸出の伸びを背景に生産が安定し、前年同期比128台(0.1%)の減少にとどまった。
SMMTのマイク・ホーズ会長は、「新しい首相と新しい内閣が誕生し、これまでより幾分楽観的な見方が出てきた。市場の状況が反映されている」と指摘。「自動車生産は明らかに、なお厳しい圧力にさらされているが、直近の四半期は少なくとも安定化の兆しが見られた」と述べた。
上半期の自動車生産台数は38万5979台で、このうち輸出向けは前年同期比5.6%減の29万4222台だった。
国内市場向けの生産は13.2%減の9万1757台。
6月単月の生産台数は1.2%減の6万8200台で5月の増加から反転。乗用車の輸出は3カ月連続で伸びて4.5%増、商用車の輸出は低水準からの反動で54.3%増となった。
年初来では、輸出が全生産の76.2%を占めた。輸出先別では欧州連合(EU)向けが乗用車出荷の58.3%を占めて首位を維持。次いで米国、中国となった。