Courtney Rozen
[ワシントン 29日 ロイター] - 米人工知能(AI)新興企業オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は29日、同社の次期モデルについて協議するため米上院議員らと会談していると明らかにした。
同社は先週、自社の高性能モデルを搭載した自律型エージェントが、セキュリティーテスト中に暴走し、AI新興企業ハギングフェイスのインフラに侵入するハッキングを引き起こしたと明らかにしている。
トランプ大統領はこれを受け、AIの「規制」を検討していると述べた。
トランプ氏はホワイトハウスの大統領執務室で記者団に対し、オープンAIの暴走エージェントについて問われ、「規制を検討している」と発言。ただ、AI開発企業が新製品を開発することを「制限」したくないとも述べた。
今週ワシントンを訪問しているアルトマン氏は29日、バーニー・モレノ、ジョン・ハステッド両上院議員と会談したと、各議員の広報担当者が明らかにした。ラファエル・ウォーノック上院議員の事務所に入る姿も目撃された。また、上院情報委員会の民主党トップであるマーク・ワーナー上院議員とも会談する見通しだと、ワーナー氏の広報担当者がロイターに語った。
アルトマン氏は29日、記者団に対し、今回のハッキングについて上院議員らと「少しだけ」話したと述べた。
「そこで起きていることについて、多くの会合を重ねてきた」とハッキングに言及しつつ、29日の上院議員らとの会談ではそれが主な議題ではなかったと指摘した。
関係筋によると、ハギングフェイスにハッキングを行った暴走AIエージェントは、別のハイテク企業モーダル・ラボの顧客システムにも不正侵入していた。