Nolan D. McCaskill Joseph Ax Jacob Bogage
[ワシントン 28日 ロイター] - 今月11日に死去した米共和党のリンゼー・グラム上院議員の葬儀が28日、首都ワシントンのワシントン大聖堂で執り行われ、トランプ米大統領、イスラエルのネタニヤフ首相、ウクライナのゼレンスキー大統領ら多数が参列した。
グラム氏は政治家としてのキャリア初期にはトランプ氏を厳しく批判していたが、その後はトランプ氏の強力な支持者に転じた。トランプ氏は葬儀で「世界のどこであれ、重要な出来事が起きれば、グラム氏は必ずそれについて意見を持っていた」と語り、グラム氏の外交・安全保障問題への強い関心を振り返った。
トランプ氏はまた、この日のFOXニュースのインタビューで、党派対立の中でグラム氏が果たした役割を評価し、「民主党議員の協力が必要なときは、緊急の場合でもグラム氏は必要な民主党議員を見つけてきてくれた。彼は優れた政治家であり、紳士だった」と語った。
グラム氏はイスラエルの支持者として知られ、イランに対する強硬な反対姿勢を貫いてきたほか、ウクライナの強力な支持者としても知られ、ロシアによる全面侵攻開始後10回にわたりウクライナを訪問。死去する前日の10日にはウクライナの首都キーウでゼレンスキー氏と会談し、防空態勢やロシア制裁法案などについて協議していた。
首都ワシントンでの葬儀に続き、29日に地元サウスカロライナ州で葬儀が執り行われ、グラム氏は同州で埋葬される。