アメリカでは国立公園でヒグマに襲われる人が相次いだことを受け、連邦法による保護指定の解除を求める声も噴出している。

グレイシャー国立公園に続いてイエローストーン国立公園でも、ハイカー2人がクマに襲われて負傷していた。

ヒグマは狩猟や生息地の喪失によってアメリカ本土48州で個体数が減少し、1975年に絶滅危惧種に指定された。当時の生息地は、かつての2パーセント未満にまで縮小していた。

現在も連邦法に基づく保護が継続されており、殺傷の禁止や生息地の保護などが義務付けられている。

ヒグマは重大なリスクにもなり得るが、アメリカで人が襲われて死亡するケースは依然として極めて少なく、大抵の場合、人に遭遇して驚いたり、人の食べ物に慣れてしまうといった特殊な状況で起きている。

連邦議会調査局の2023年の報告書によると、2021年の時点でヒグマはモンタナ州北部地域に推定約1095頭、イエローストーン周辺のワイオミング、モンタナ、アイダホの各州にまたがる地域に同約727頭が生息していた。それ以外にも北部に小規模な個体群が存在している。

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