Rachel More Ilona Wissenbach
[ベルリン 27日 ロイター] - ドイツの高級車メーカー、ポルシェは2035年までに従業員の約5人に1人に当たる合計9000人を削減する。親会社のフォルクスワーゲン(VW)と傘下ブランドは、需要低迷と激しい競争を受けて事業再構築を進めている。
数カ月に及ぶ交渉を経て27日に発表された合意で、ポルシェの経営陣と労働者代表は、自然減や希望退職といった措置を通じて強制解雇を回避しつつ、さらに5000人を削減することで一致した。
2025年2月に合意した3900人削減と、子会社閉鎖に伴ってミヒャエル・ライタース最高経営責任者(CEO)が今年発表した追加の500人削減に続くものだ。
ポルシェの24年末時点の従業員数は約4万2600人。
今年初めにCEOに就任したライタース氏は、かつて高収益を誇った中国市場での販売が急減し、電気自動車(EV)戦略も停滞する中で、事業の抜本的立て直しを託された。
メルセデス・ベンツやBMWなどドイツの他の自動車メーカーも、中国勢との競争の中でEVへの転換を進めつつ、高関税の影響を吸収するためのコスト削減に動いている。