サイクロスポラ症は寄生虫のサイクロスポラが引き起こす小腸の疾患で、寄生虫のいる水や食品を摂取することで感染する。不衛生な水などにさらされた葉物野菜やハーブ類、ベリー類などの生野菜や果物を通じて感染することが多い。他の腸感染症と違って通常、人から人へは感染しない。
症状は通常、感染してから約1週間で表れる。主な症状は、繰り返す水状の下痢、食欲不振、体重減少、腹部のけいれん、吐き気、倦怠感など。嘔吐や微熱を伴うこともある。
健康な人であれば一般的に、適切な抗生物質を使った治療で回復する。しかし治療せずに放置すると、症状が数週間から数カ月にわたって続くことがあり、いったん治まった後に再発することもある。
今年のサイクロスポラ症集団感染は、アメリカ史上最悪級になりつつある。
テイラー・ファームズのレタスに関係して確認された症例は1947例だが、CDCによると、5月1日にシーズンが始まって以来、検査で確認されたサイクロスポラ症の症例はアメリカ全土で計4173例に上る。加えて、まだ確定はしていないものの、さらなる調査と分析を必要とする症例は7400例を超えている。
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