[プレトリア 23日 ロイター] - 南アフリカ準備銀行(SARB、中央銀行)は23日の金融政策委員会(MPC)で、政策金利のレポ金利を7.00%に据え置くことを決定した。現行の金利水準がやや引き締め的で、現在のスタンスが適切だとの見解を示した。
6月の南ア消費者物価指数(CPI)は前年同月からの上昇率が5.0%と、中銀の目標から乖離(かいり)。市場では、5月会合に続いて利上げされるとの観測が強まっていた。決定を受け、通貨ランドは対ドルで一時、約2%下落となった。
MPCでは4人が据え置きを支持した一方、2人が25ベーシスポイント(bp)の引き上げを主張した。クガニャゴ総裁は記者会見で、インフレ率が来年末までに中銀目標である3%の上下1%ポイントの許容範囲内に戻り、その後「目標通りになる」と主張。「中銀は困難な板挟みにある。物価が上昇し、需要が低迷していることは中銀にとって最悪の状況だ」とも述べた。
中銀は、2026年のインフレ率見通しを4.0%と、従来の4.4%から下方修正した一方、経済成長率見通しを1.2%から1.4%に上方修正した。中銀の四半期予測モデルによると、年内の政策金利はおおむね横ばいで推移すると見込まれている。