Kentaro Sugiyama
[東京 23日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 163.09/163.1 1.1429/1.1431 186.42/186.47
3
午前9時現在 163.08/163.1 1.1408/1.1415 186.10/186.11
0
NY午後5時 163.15/163.1 1.1411/1.1413 186.17/186.21
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午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤とほぼ同水準の163円前半で推移している。手掛かり材料に欠き、朝方から動意に乏しい展開となった。日本の当局による実弾介入への警戒が上値を抑制する一方、中東情勢に起因する「有事のドル買い」で底堅さも意識されている。東京時間の値幅は14銭程度にとどまった。
来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合が終わるまで動きづらいとの見方がある。午前は片山さつき財務相が為替に関して「必要があれば果断に行動する」と語ったものの、前日までとトーンは変わっていないとして、相場への影響は限定的だった。
もっとも、日本の当局が介入を実施しても効果は限定的との見方も聞かれる。外為どっとコム総合研究所の神田卓也シニア為替アナリストは「7月1日に付けた直近高値162.84円の水準を防衛するための実弾介入はあり得るとみていたが、結果的になかった。高値を更新した後にやってもあまり効かないのではないか」と指摘する。
前日は一部報道で日銀の利上げペースに関する「柔軟姿勢」が伝えられ、瞬間的に円高方向に走ったものの、持続性に欠いた。米国側で利上げ期待が意識される中、日銀の姿勢だけでドル高・円安トレンドを変えるのは難しいとの見方が多い。
外為どっとコム総研の神田氏は「高市早苗政権は日銀の利上げに必ずしも前向きではないとの認識が広がっている。政権の意向を無視して日銀がこれまでの想定より早いペースで利上げを進めることができるのか、マーケットは懐疑的にみている」と話す。