[22日 ロイター] - 米抵当銀行協会(MBA)が22日発表した30年固定住宅ローンの週平均金利(17日までの週)は6.69%と前週から4ベーシスポイント(bp)上昇し、2025年8月22日終了週以来、約11カ月ぶりの高水準となった。インフレ懸念から債券利回りが上昇しているため。
同金利は、米国とイスラエルが今年2月下旬にイランへの攻撃を開始して以降0.60%ポイント上昇している。原油価格が高騰し物価全般を押し上げたためで、FRBが重視する指標で見たインフレ率は2%目標の約2倍の水準で推移している。
原油価格はいったん落ち着いていたが、戦闘再開を受けて再び上昇。FRBの有力な当局者の間では、インフレ抑制のため近く利上げが必要になるとの見方が強まっている。
MBAのチーフエコノミスト、マイク・フラタントニ氏は、「最近のデータでは6月のインフレ率が低下した。しかし原油価格が再び急騰しているため、7月のデータでも改善が続く可能性は低いとみられ、住宅ローン金利も高止まりする公算が大きい」と述べた。
住宅ローン金利の指標となる米10年国債利回りは6月下旬以降25bp超上昇し、21日には約2カ月ぶりの高水準となった。