Padmanabhan Ananthan Bhanvi Satija
[22日 ロイター] - 英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は22日、同社初の肺がん治療薬「ジデイトロ」について、米食品医薬品局(FDA)から販売承認を取得したと発表した。
当初設定されていた審査完了予定日の9月18日よりも早い時期での承認となり、GSKは収益性の高い肺がん治療薬市場へ参入する。同薬は、約2カ月前に106億ドルで米バイオ医薬品会社ニューバレントを買収した際に取得したばかり。
ジデイトロは、ROS1(ロスワン)陽性非小細胞肺がんの治療を既に受けた患者を対象に承認された。過去にROS1標的治療薬による治療を受けた患者を対象とした初期─中期臨床試験において、患者117人のうち、44%で腫瘍が縮小または消失した。また、治療に反応した患者のうち82%が6カ月後も、69%が12カ月後もなお反応を維持していた。
この承認により、GSKは1月に就任したルーク・マイルズ新最高経営責任者(CEO)の下で進めているがん治療薬事業の立て直しを加速する。マイルズ氏は2031年までに売上高400億ポンド超という野心的な目標達成を主導する任務を担っている。
ジテイトロは、既存の治療薬である米同業ブリストル・マイヤーズ・スクイブの「オータイロ」、ファイザーの「ザーコリ」、スイス同業ロシュの「ロズリートレク」と競合することになる。