Kanjyik Ghosh
[21日 ロイター] - マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏率いるゲイツ財団は21日、少女らの性的人身売買の罪で起訴され自殺した米富豪ジェフリー・エプスタイン氏が同財団と関わっていたことが外部の専門家による調査で判明したと発表した。ただ金銭の授受や犯罪行為への関与を示す証拠は見つからなかったという。
ゲイツ氏はエプスタイン氏と関わりを持ったことを後悔していると繰り返し表明する一方、エプスタイン氏の犯罪行為を目撃したことは一度もないと述べている。
同財団は声明で「調査の結果、財団からエプスタイン氏への支払いが行われた証拠は見つからなかった。また、エプスタイン氏が行っていた性的人身売買や犯罪行為への関与、あるいはそれらを認識していたことを示す証拠も見つからなかった」と述べた。
声明によると、財団は3月に法律事務所ウィルマーヘイルに調査を委託した。同事務所は現職および元職員らに対し50回を超える聞き取りを行い、膨大な文書を精査した。
その結果、2011─14年に財団とエプスタイン氏が「寄付者助言型基金」と、非営利団体「国際平和研究所(IPI)」についてやり取りしていたことが判明した。基金の提案は採用しなかったものの、IPIにはポリオ根絶活動を支援するための資金を提供したという。