Hiroko Hamada
[東京 22日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小反落し、前営業日比0.18%安(116円59銭安)の6万6115円60銭で取引を終えた。前日の米ハイテク株高の流れを引き継いで、指数寄与度の大きいAI(人工知能)・半導体株の一角が堅調に推移し、一時6万7000円台を回復。ただ、後場に入ると戻り待ちの売りに押され、日経平均は小幅安で推移した。
日経平均は前営業日比0.33%(217円08銭)高でスタートした後、上げ幅を広げ、前場序盤に一時6万7592円20銭まで上昇。6万7000円台に乗せた。米ハイテク株高に加えて、韓国株高も投資家心理を支え、AI・半導体株を中心に指数を押し上げた。
ただ、後場に入ると次第に伸び悩む展開となり、マイナス転換した。今晩は、米国でアルファベット、テスラ、IBMなどの大手ハイテク企業の決算発表を控え、内容を見極めたいとする動きがみられた。中東情勢の不透明感が重しになっているとの指摘もあった。
マネックス証券のチーフ・マーケット・アナリスト、吉野貴晶氏は足元のAI関連株について、「ハイパースケーラーの設備投資が過剰ではないかと警戒する見方と、楽観的に捉える見方が交錯しており、なかなか上値を追いにくい」と話している。加えて、中東情勢の不透明感が再び高まり、原油価格が上昇していることも重しになっているという。
中東情勢リスクがくすぶる中、「これから出てくる企業の業績予想も保守的になる可能性があるだろう」(吉野氏)との指摘があった。
TOPIXは0.45%高の4033.13ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.45%高の2080.04ポイントだった。プライム市場の売買代金は10兆4377億3700万円だった。東証33業種では、非鉄金属、銀行、卸売など18業種が値上がり。サービス、空運、小売など15業種が値下がりした。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が反落し、1.07%安の696.54ポイントだった。
きょうグロース市場に新規上場したティアフォーは公開価格を7%下回る1009円で初値を付け、1081円まで上昇。1015円で取引を終えた。
個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリングが2%超安。ソフトバンクグループ、東京エレクトロンも安い。その他、内需関連が軟調でJ.フロント リテイリング、サンリオ、メルカリが売られた。
キオクシアホールディングスは4%超高。村田製作所やレゾナック・ホールディングスは堅調。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが840銘柄(53%)、値下がりは671銘柄(43%)、変わらずは47銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 66115.60 -116.59 66449.27 65,955.60
─67,592.20
TOPIX 4033.13 +18.18 4019.06 4,017.02─
4,070.43
プライム市場指数 2080.04 +9.40 2074.46 2,071.73─
2,099.14
スタンダード市場指数 1620.76 +5.37 1618.16 1,616.77─
1,631.84
グロース市場指数 899.80 -8.66 908.65 899.80─91
3.44
グロース250指数 696.54 -7.53 704.18 696.54─70
8.31
東証出来高(万株) 220669 東証売買代金(億 104377.3
円) 7