Kalea Hall
[デトロイト 21日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が21日発表した第2・四半期決算は、コア利益が30%増加した。利益率の高いスポーツ多目的車(SUV)やトラックの販売好調を受け、通期業績見通しを上方修正した。
第2・四半期の利払い・税引き前利益(EBIT)は39億ドルで、前年同期の約30億ドルから増加した。調整後1株当たり利益は3.57ドルで、LSEGがまとめたアナリスト予想の3.20ドルを上回った。
GMは2026年の利益見通しを5億ドル引き上げ140億─160億ドルとした。第1・四半期にも、トランプ関税に関する米連邦最高裁判所の無効判決に関連して予想を5億ドル上方修正していた。
ただ、関税、供給コストの上昇が引き続き業績の重しになるとの見方を示した。関税による純利益への打撃は25億─35億ドルとの従来予想を据え置いた。原材料や半導体、物流コストの上昇が15億─20億ドルの減益要因になるという。
第2・四半期の純利益は、主に電気自動車(EV)工場の生産体制再編に関連する約23億ドルの費用が響き、31%減の13億ドルとなった。売上高は2%増の480億ドル。
北米部門は販売が4%減少したものの、利益率は前年同期の6.1%から8.6%に改善した。
再編を進めている中国では、持ち分法投資利益が8300万ドルと、前年同期の7100万ドルから増加した。中国を除く国際事業のコア利益は7%減の1億9000万ドル。